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大晦日に行う感謝の瞑想【ブッダスクール通信vol.83】

みなさま、こんにちは!
ブッダスクール通信メルマガ担当のさめじまみおです。

冬至を過ぎ、クリスマスを過ぎ、いよいよ年末モード突入ですね。

どこも混んでいるし寒いし、なによりやたらと忙しいこの時期ですが、子どもの頃から変わらずにワクワクしてしまう時期でもあります。

じつは今年は大掃除やおせち料理の準備のほかに、ひとつやってみようかな、と思っていることがあるのです。

それはですねー……

と、この続きは、編集後記にてゆっくり書かせていただきますね。

さて、お待ちかね。ここでしか読めない、今年最後のつうりさん特別コラムをどうぞ!

 

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    〔1〕齊藤つうり特別コラム
    「大晦日に行う感謝の瞑想」 
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私は一年の終わり-具体的に言えば新年に移行する前後1時間-に必ず「感謝の瞑想」を行う。
一年の終わりは、クラウンチャクラが大きく開く時期でもある。
クラウンチャクラが大きく開く時、私たちは「感謝」の思いが強くなる。
この一年の終わりは、一生の終わりの縮図でもある。
一年の終わりに、クラウンチャクラにフォーカスを当て、感謝のエネルギーに自分の身を置くことは、いまの自分と世界に一つの大きな区切りをつけ、新しいスタートを切るとても良い機会となる。
感謝を持って明確に終わらせたことは、次の一年に持ち越すことはないからだ。

私は日々葬儀の現場に身を置く中で、この「感謝のエネルギー」がどのようなものかを目の当たりにする。
人は亡くなる直前、クラウンチャクラが大きく開く。
そして人生が未完了な問題をある程度通過した魂は、クラウンチャクラのゲートを通過し、肉体を超えた領域へ飛び立つ手段として、感謝のエネルギーを「使う」のだ。それは人生のプロセスを成し遂げた「許可証」のようなものでもある。

そして感謝のエネルギーとは統合的なエネルギーでもある。
一般的に愛と感謝は同じカテゴリーとして扱われやすい。
しかし愛は二元的、多義的であることに比べ、感謝は一元的だ。
愛は時に、執着や偏狭さをも作り出し、対立を生む。
国家は愛により形成され、愛により戦争を起こす。
その点、感謝とはそのような対立を生みにくいエネルギーであることがわかる。
感謝のエネルギーに包まれ、それを伝える時、個々人を超えた大きな自己へとつながる。感謝は国家を超え、平和を作り出していく。しかし発育や成長を遂げた上で感謝を扱う必要がある。早すぎる感謝は個性化を溶かすからだ。

これらを踏まえた上で、私は感謝の瞑想を一年の終わりに行う。
統合と終わりがなくては、新しいスタートを切ることとできないからだ。

「地球が覚醒する一年」の終わりとして、「感謝の瞑想」を紹介する。
年末のこの時期から、31日の年越しの時期に活用していただきたい。

◆感謝の瞑想

1.準備
背筋を伸ばし、静かに目を閉じる。深呼吸を行う。

2.クラウンチャクラに感謝のエネルギーを感じる。
1分ほど時間が経過したら、クラウンチャクラ(頭頂)が光るイメージを持つ。その光は年末の最後の太陽のようにあたたかく、透明感がある。そして感謝のエネルギーと光が重なると思う。感謝のエネルギーの光はあなた自身を包む。

3.自分自身の身体に感謝を送る。
この1年間、誰よりも近く、誰よりもあなたのために尽くしてくれた身体である。感謝のエネルギーで身体を包む。その瞬間、身体もまた感謝のエネルギーをあなたに向けていると理解する。

4.深く関わった人に感謝を送る。
この1年間があったのは、あなたに深く関わってくれた人のおかげであるという思いを持つ。感謝のエネルギーでその人を包む。その瞬間、相手もまた感謝のエネルギーを、あなたに向けていると理解する。

5.自分の敵に感謝を送る。
この1年間、あなたの敵としての役を表してくれた人を思い浮かべる。ある意味では、その人がいたからこそ、あなたの行動に転換点がもたらされ、進むべき道が示されたのだろうという理解を持ち、感謝のエネルギーでその人を包む。その瞬間、相手もまた感謝のエネルギーをあなたに向けていると理解する。

6.世界に感謝を送る。
この1年間、あなたに関わったすべての人たち、世界そのものを思い浮かべる。自分と世界はひとつであるという認識に立ち、この1年間で起こったすべての出来事、すべての人たちを感謝のエネルギーで包む。その瞬間、世界もまた感謝のエネルギーをあなたに向けていると理解する。

7.すべてが感謝となる
この1年の終わりは、あなたの人生の終焉なのだと捉える。外面・内面の境界を一旦取り去り、クラウンチャクラの感謝のエネルギーが、ありとあらゆるすべてを包むことを意識する。

 

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       〔2〕編集後記
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今年、ひとつ、心の中であたためていること。
それは「今年の感謝したいことリスト」をつくることです(リスト作りが大好きです)!

一年の終わりにまとめて振り返る、というよりも、年末までの時間の中で、その都度、気づいたときに、書き留めていくようなリストを思い描いています。
シンプルに、「ありがとうを100個集めてみる」という感じです。

今思いつくだけでも、
1.大きな怪我も病気もなく、おおむね元気に健康に過ごせたこと。
2.ピアノを始めたこと。
3.ピアノを始めて、発表会までできたこと。

などなど、思いつく「ありがとう」はいっぱいありそうです。

ですが、100個はなかなかの道のりなので、途中でだんだんと「思い通りにならなかったけれど立ち止まれたこと。」「傷ついたけど、結果的には気づきになったこと」なども出てくるかもしれません。

感謝したいことは必ずしも「うれしかった出来事」だけではないのだな、ということにも、自然と目が向いていきます。
遠回りしたこと、失敗したこと、立ち止まった時間。
失ったかのように思えたもの、けれどもそのあとにできた新しいスペース、新しい扉。

どんなものが出てくるのか楽しみですし、その時間そのものを思い浮かべるだけで、なんとも胸がふんわりするような感じがしています!
つうりさんがシェアされた「感謝の瞑想」とともに、この時期を感謝のエネルギーを感じながら過ごしていただけたらうれしいです。

そして感謝といえばなによりも、この一年、ブッダスクールを支えてくださったみなさまに感謝するとともに、みなさまお一人おひとりの毎日が幸せと充実に満ちたものとなりますよう願っております。

本年も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

文責:さめじまみお

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