【ブッダスクール通信vol.64】「ときめきゲーム（仏像覚醒編）」
みなさま、こんにちは！
ブッダスクール通信メルマガ担当のさめじまみおです。
わたしはつい先日、まさかの相手に突如として
ときめきを覚えてしまったんです。
その相手とは……
サンリオキャラクターのクロミちゃん！
クロミちゃん、ご存じでしょうか？
ピンクと白のかわいいうさぎのキャラクター
マイメロディちゃんは知っている方も多いかも
しれませんが、そのライバルポジションであり、
黒いずきんとピンクのドクロマークが特徴です。
えっ？ 今さらサンリオ？？
そう思われるかもしれませんが、ほんとうに
突然、雑貨屋さんをうろうろしているときに目の前に
あらわれたクロミちゃんに「かわいい！」と心を
撃ち抜かれてしまったのです。
ピンクのドクロマークをつけた黒いずきん、
ちょっとキリッとした目元、
「イェーイ！」と勢いよく叫ぶ陽気さ。
だけど本当はロマンチストで淋しがりやというギャップ……。
この 「強さ」と「繊細さ」のバランス に、
なぜか心がキュンとしてしまったのです。
ふだんのわたしなら、「へー、可愛いキャラだね」
で終わるところなのに、なぜ今回はこんなに
惹かれたのか？
そう考えたときにふと、こんなことを思いました。
……の、つづきは編集後記にて。
さてさて、お待たせしました！
ここでしか読めない、つうりさん特別コラムに
さっそくいってみましょう。
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〔1〕齊藤つうり特別コラム
「ときめきゲーム（仏像覚醒編）」
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息子（8歳）と最近、流行っている遊びがある。
名前は「ときめきゲーム」。
始めた当初は「いちばん胸がときめくのは
どんなとき？」というお題を投げかけ、
3人以上の参加者がその質問に答えるという
ものだった。
たとえば、「外に雪が降っていて、あたたかい
暖炉の火に当たりながら、ママがキッチンで
ココアを入れてくれる香りを嗅いだとき」とか。
そして、一通りみんなが答えたら、投票の時間となる。
自分の答えではなく、他の人のどの答えが
いちばんハートに響いたのかを話し合い、多くの
人のハートを動かした人が勝ち。
そんなゲームだ。
使用用途としては、主に車での移動中に行う。
そもそも長距離移動の際に、子供が、しりとりは
もう飽きた、と言ってきたことがきっかけで、
私が考案したものである。
そして、回数を重ねていくうちに、お題が
だんだん自由になっていった。
たとえば
「海で一日中泳いだ後にいちばん胸がときめく
飲み物は？」
「これがあったら最高にときめく夢の文房具は？」
といった感じに。
そしてある日のお題は「大人も子供もときめき
すぎて、24時間ぶっつづけでやり続けるゲームは？」
というものだった。
もちろん、私がお題を考えた。
まず妻が「人を幸せにするゲーム」と答えた。
相手をどれだけ幸せにできるかが数値化され、
そのポイントをお金と同じように使える
という仕組み。
よりポイントを増やしたければ、ますます周りを
幸せにすればいい。
「それはいまの経済の本質でもある」と彼女は話した。
母親らしい、なかなか良い答えだ。
しかし、五大の発想はそれを上回った。
「仏像覚醒ゲーム」と彼は言った。
「まず、このゲームは4年に一度しか開催されないの」
と続けて話した。
なるほど、と私は答える。
「そして、4年に一度、一人の後ろに仏像がつくの。
最初、その仏像は眠っている。けれど、自分の心に
響く言葉や行いをすると、だんだんその仏像が
目を覚ますの」と彼は説明した。
なんだか壮大な話になってきたが、
とりあえず、私は同意する。
「一人一人の後ろに仏像がいるんだね？」と私。
「そう」と五大。
「それは4年に一度でないといけない理由があるの？」
と私が尋ねると、五大はこう答えた。
「本当は、4年に一度でなくても仏像はみんなに
ついている。だけど、ゲームとして行うのは4年に
一度なんだ。そして、普段はみんな忙しいから、
4年に一度くらいじゃないと仏像を目覚めさせよう
とは思えないからなんだ」。
「なるほど」と私。
たしかに、普段から後ろにいる仏像を常に意識
していたら、世の中は少し違ったトーンになりそうだ。
「それで、仏像が目を覚ますとどうなるの？」と私。
「仏像が完全に目覚めると、その人の本当の願いを
叶えてくれる」と五大。
「なるほど」と答えながら、私は質問した。
「本当の願いってどんな願い？それは普通の願い
とは違うの？」
「そう。普通の願いと本当の願いは違うんだ。
本当の願いは、本人は気がつかない。けれど、
その仏像はその人の本当の願いを知っているんだ。
人が生まれてくる前から決めている願い。
それが本当の願いなんだよ。
オレには“とぱちのぴーちゃん（※）”がいるから、
仏像がいなくてもその願いがわかるんだ」
と五大は答える。
またマスター五大モードだな、と私は思う。
普段はただの8歳の男の子なのだけど、
こういうモードに入ると突然語彙が増え、
目つきが変わる。
そして以前にも書いたが、私たち夫婦はこういう
モードの時にはそこを助長しないように、
淡々と対処する。
ふと思って、私は質問をする。
「それで五大の本当の願いは何なの？もう
わかっているって言っていたけど」。
ふん、と鼻を鳴らし、そんなこともわからない
のか、というオーラを出しながら、彼は答える。
「パパとあそぶことだよ。知っているでしょ？」
すべての人の背後にある仏像が目覚めた後の
世界は、案外シンプルなのかもしれない。
※【とぱちのぴーちゃん】
こちらも以前にも書いたが、再度書く。
それは彼が生まれた時から近くにいるガイド的な
存在であり、彼のインナーマスターのようなもの
でもあり、超感覚的なコミュニケーションツール
でもあるらしい。
とぱちのぴーちゃんは、ある程度固定的な人格の
ようなものを持ち、入眠時などに五大と心の中で
会話をする。
また、五大の身近な友人のところに出かけて、
相手の様子を見に行くことも可能であるが、
その結果、とぱちのぴーちゃんはその友人の
人格的な影響を受け、変化してしまうらしい。
私たち夫婦はこの存在について「ある」とも
「ない」とも言わず、また「それはガイドだ」
などという固定的な視座も言及しないことにしている。
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〔2〕最新スクール情報
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【明日開催】先祖供養セラピーワークショップ
２０２５年３月１日（土）・２日（日）in 甲府（高源寺）
このワークショップは、あなたの家系の流れと
ブロックを認識し、先祖たちの総体である「祖霊」の
望みを理解し「祖霊」とつながり、エネルギーの滞りを
解き放ち、生きる力として使っていくという2日間の
ワークショップです。
さらに、私たちがどのように先祖供養という大きな大きな
財産を、現実に活かすことができるのかということについて
お伝えしています。また一日の終わりに、法要式の形式を
使い、家系の滞ったエネルギーを解き放ち、無限の愛の源
である祖霊とつながるワークを行っていきます（※）。
※
このワークショップの目的は、仏教の既存宗派の
教えや他の宗教の先祖供養の考え方や方法を
否定することではありません。各々の宗派、
宗教の先祖供養の方法を含んだ上で、新しい視点を
提示する目的で行われます。
【募集中】第４期アカシック《ベーシック》コース
２０２５年４月１９日（土）開講 《全講義オンライン形式》
この４日間のクラスでは、アカシックレコ－ドに
関する基本的な概念、読み解くための方法、そして
他者をリ－ディングするための実践的なテクニック
を習得することができます。この４日間を終了する
ことによって、恒久的な変化があなたに訪れること
でしょう。そのことによって、あなたはアカシック
レコ－ドという存在が、あなた自身と密接に関連して
おり、仕事、人間関係、健康などのとらえ方に大きな
変化が起こることを体感することでしょう。
またこのクラスでは新しいスキルである「アカシック
ガイドセッション」を習得します。これは従来の
リーディングの方式とは異なり、「アカシックを直接
体験する」ためのものです。
感情や身体レベルの深い領域を扱い、大きな解放と
気づきをもたらします。
【募集中】Total Integration Course ー自己統合と魂のビジョンー
２０２５年５月１０日（土）開講 《全講義オンライン形式》
Total Integration Course は、自己統合と個性化の
ビジョンのための9ヶ月のプログラム。
スクールの根幹である自己統合クラスと弥勒力クラス
をひとつの流れに昇華させ、「個性化のスクール」
としての本質をより磨き上げた形へとステップアップ
しました。
本コースは、過去と未来を統合し、本質的な生命力を
得て、なれる最高の自分を生きることを目的としています。
個性化とは、あなた自身が本来持つ個性に触れる
ことで、本来そうなるであろうあなた自身へと統合
されていくプロセスのこと。その道を参加者は見出す
ことで、高度かつ柔軟なスピリチュアリティを獲得し、
大きな自由を獲得することでしょう。
世界がその古い殻を脱ぎ捨て、新しいありようへと
変容するその瞬間、あなた自身もまた新しい自己へと
ひらかれるタイミングを迎えているといえるでしょう。
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〔3〕編集後記
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「ときめき」は、ただの感情ではなく、
もしかしたら 「わたしも知らない、わたし自身の
一部」との共鳴現象なのかもしれない、と。
クロミちゃんの 「強さと繊細さ」 に惹かれたのは、
もしかするとわたし自身がそのバランスを
探しているからなのでは？
普段は強くあろうとするけれど、
どこかで「もっと甘えてもいいんだよ」と自分に
言ってあげたい気持ちがあるのかもしれない。
あるいは、無意識のうちに「ほんとはもっと自由に
生きてみたい！」
そんな自分の願いを、クロミちゃんが代弁して
くれているのかもしれない。
あるいは、胸の奥に秘めた「闇」の部分だって
ピンクのドクロマークにして堂々とかかげて
シニカルにほほえんでいても、
ちゃんとかわいいし、愛されて生きていけることを
教えてくれているのかもしれない。
わたしたちは日々、自分の「こうあるべき」に縛られて、
本当の気持ちに気づかないことがよくあります。
でも、ふとした瞬間に感じる 「ときめき」 は、
そんな「わたしの中の隠れた想い」にそっと光を
当ててくれる。
だからこそ、もしあなたが最近、なにかに心を
惹かれたなら、
「どうしてこれにときめいたんだろう？」
と考えてみてください。
そこには、あなたがまだ知らない、
「本当のあなた」 がいるかもしれません。
クロミちゃんに惹かれたのは、単なる「可愛い！」
という感情だけではなく、わたし自身の中にある
「大切な何か」 を映し出してくれているからなの
かもしれません。
日常の中にあるときめきを、大切にしてみてくださいね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました！
文責：さめじまみお
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