読み物

この世界にはまだ歌われていない歌がある。
その歌はきっと歌われることを待っている。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ
  4. 整うな。泥道を行け 【ブッダスクール通信vol.91】

整うな。泥道を行け 【ブッダスクール通信vol.91】

みなさま、こんにちは!
ブッダスクール通信メルマガ担当のさめじまみおです。

新年度が始まり、少しずつ日常のリズムが変わってきた方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、わたしはというと……突然の四十肩、勃発です!!笑

けっこう周りにちらほらと「四十肩になった」「手が上がらない」という声が聞こえ始めたのがここ数年。まさかこんなに突然自分の身にやってくるとは思いもしませんでした。ある朝目が覚めたら、「あれあれ? イテテテ!」という感じ。
そのまま右手が、というか右上半身がかなりの痛みによりほぼ使えない状態になりまして、日常生活が一気に不自由になりました。

服を着る、髪を結ぶ、ちょっとしたものを取る。
これまで何気なくやっていたことが、ひとつひとつ「あれ?できない」となる。

そして始まったのが、「左手メイン生活」。

これがもう、びっくりするくらい、うまくいかないんです。笑
ぎこちないし、遅いし、変なところに力が入るし。

なんだか急に、身体のバランスを取り直す時間がやってきたような感じです。
この状態、これからどうなっていくのか……。

の、続きは編集後記にて。
それでは、本日もつうりさん特別コラムをどうぞお楽しみください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    〔1〕齊藤つうり特別コラム
     「整うな。泥道を行け
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

整った環境に身を置くことは、本当に私たちをより良くするのか。

スピリチュアリティの探求において、多くの人は「整った状態」を目指す。
心が穏やかであること。人間関係が調和していること。ノイズの少ない環境に身を置くこと。

そしてその中で、自分の純度を高め、「なれる最高の自分」を発揮する。
それは一見、正しく、理想的な道に見える。

この考えは、ある段階までは正しい。
劣悪な環境では精神性は育たない。
整った環境の中でこそ、人は自分自身を発揮しやすくなる。
これは事実である。
しかし、この考えは行き過ぎた瞬間に、明確に歪み始める。

問題は「整いすぎること」にある。

私たちは魂と肉体の両方を持つ存在である。
魂は純粋性を求め、整った状態へと向かう。
一方で肉体は、複雑性の中で生きるようにできている。

人間は本来、雑多で不完全な環境の中で、他者との関係性を通して自分を見出す存在である。
完全に整えられた環境は、魂には心地よくとも、肉体にとっては不自然である。

その結果、何が起こるか。

身体のバランスは崩れる。
環境への適応力は低下する。
そして多様な他者に対する寛容さは失われる。
グラウンディングの力は弱まり、現実との接続は薄れていく。

この構造は、非常に単純な例で説明できる。

アスファルトの道と山道。
整っているのはどちらか。
アスファルトである。

しかし、身体が整うのはどちらか。
山道である。

整いすぎた道では、身体はバランスを失う。
不安定な道では、身体は自らバランスを取り戻そうとする。
つまり、整っていない場所にいることで、はじめて整う。
これは生き方そのものの本質である。

整った環境を求めることは否定しない。
しかし、そこに留まり続けることは、成長ではない。
むしろ停滞であり、場合によっては衰弱である。

これからの時代において本当に必要なのは、逆の選択である。

あえて整っていない場所に行くこと。
あえて違う価値観と出会うこと。
あえて不快さや揺らぎを、自分の中に引き入れること。

その中でしか、人は本来のバランスを取り戻すことはできない。

整った場所は、あなたを守る。
しかし、整っていない場所だけが、あなたを育てる。

純度だけを追い求める者は、やがて現実を失う。
そして現実を失ったスピリチュアリティは、もはや幻想でしかない。

だから断言する。

これからのスピリチュアリティとは、整うことではない。
あえて崩れることを選び続けることである。

混沌の中に身を置き、違和感を引き受け、想定外を生きる。
その中でなお、自分であり続けること。

それこそが、本当の意味での統合であり、
なれる最高の自分を生きる、唯一の道である。

だからこそ私は言いたい。

真っ直ぐに整った道と、どこへむかうかわからない泥だらけの道があなたの前にあるなら。

泥だらけの道をえらべ、と。

まだ見ぬ道の先にしか、あなたのほんとうの人生はないのだから。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     〔2〕最新スクール情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【募集中】アカシック ベーシックコース《オンライン》

2026年5⽉16日(土) 開講

この4日間のクラスでは、アカシックレコ-ドに関する基本的な概念、読み解くための方法、そして他者をリ-ディングするための実践的なテクニックを習得することができます。日本で最も多くのアカシックリ-ダ-を育成した経歴を持つ齊藤つうりによる長年の経験と豊富な知識によって、誰にでもわかりやすい講義や、凝縮したワークによって、非常に充実した内容です。

アカシックリーディングがまったく初めてという方から、様々なスピリチュアルな体験を経ている方まで幅広く、アカシックレコードを読む楽しさ、面白さ、そして感動を存分に味わう時間となることでしょう。またグル-プでワークを行うことで、ひとりでは決して体験することができない、他者を読むという経験を積むこととなります。

そして、ただ単にクラスを受講したというだけではなく、この4日間を終了することによって、恒久的な変化があなたに訪れることでしょう。そのことによって、あなたはアカシックレコ-ドという存在が、あなた自身と密接に関連しており、仕事、人間関係、健康などのとらえ方に大きな変化が起こることを体感することでしょう。

【募集開始】アカシック ベーシックコース《オンライン》

 

【募集中】2026年度 Total Integration Course《オンライン》

2026年5⽉30日(日) 開講

本コースは、過去と未来を統合し、本質的な生命力を得て、なれる最高の自分(=個性化)を生きるための9ヶ月のプログラムです。
個性化とは、あなた自身が本来持つ個性に触れることで、本来そうなるであろうあなた自身へと統合されていくプロセスのこと。外側の役割や目標に到達しようとするのでなく、内側にある自己の力を知り、魂のビジョンを解き放ち、総合的な領域(社会的、精神的、霊的)を統合した、新時代のライフスタイルを提示します。

また、しっかりと時間をかけることにより、新しい知識や、ワークで得た感触のひとつひとつが自分自身の内側と結びつき、花開き、やがて根を張り、大樹のように成長していくことを意図しています。
すべてを簡単に得られる時代だからこそ、長期プログラムによってのみ得られるほんとうの人生の変容を、私たちのスクールでは最も大切にしています。

【募集開始】2026年度 Total Integration Course《オンライン》

 

【募集中】第5期アカシック<プロフェッショナル>コース

2026年6月20日(土)開講 

このクラスは1年間のプログラムを通して、リーディング・ガイドの実践を重ね、それぞれの現場で活躍するためのアカシックリーダー・ガイドを育成するためのクラスです。
アカシックレコードの高次元の領域までの開発を行うことで、実践的なスキルを深め、日常のなかで機能するアカシックリーディング・ガイドとして皆さんが活躍するための場を意図してプログラムされています。
このコースは1年間をかけることで、アカシックリーディング・ガイドをあなた自身の肉体・精神・霊性と統合させる目的があります。

また宇宙システムと地球システムの本質的な理解により、認識の視座は大きく解き放たれることでしょう。
そして魂の青写真とあなた自身の人生はひとつのとなり、無限の色彩をもった表現へと変容していくのです。
またもしあなたがこのコースを本当の意味でやりぬいたなら、あなたは自分自身がひとつの体系をつくりだすことができる力を養うことになるでしょう。

【募集開始】第5期アカシック<プロフェッショナル>コース

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       〔3〕編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

右側が使えないことで、強制的にバランスが崩されて、左側に頼らざるを得ない日々。

最初はただただ不便で、「早く元に戻りたい」と思っていたのですが、数日経ってみると、ちょっと感覚が変わってきました。

左手でコップを持つ。
左手でドアを開ける。
左手で髪を洗って、左手でドライヤーを使う。

すべて反射的に右手で行おうとしてしまうのですが、そのたびに容赦無く激痛が走るので、「左半身強化・育成のための強制トレーニング」を受けているかのようです。

左側の感覚を頼りに身体を動かすって不思議です。
まず、世の中のほぼすべてが「利き手が右手」の世界でできていることに気づきます。
うちの子どもたちはふたりとも左利きなのですが、彼らはこんなふうに”身体的なちょっとした違和感”の中で暮らしていたのだな、って初めて思いました。

そして左を中心に暮らしていると、これまであまり意識してこなかった部分たちが、「今だ!」と言わんばかりに働いている感じがするんです。
もちろん、まだまだ不器用で、効率も悪いのですが……なんというか、身体の中で新しい回路が開いていくような、不思議な感覚があります。

整っていた状態から外れることで、別のバランスが立ち上がってくる。
ああ、これってこういうことか、と、妙に納得してしまいました。
とはいえ、日常生活としてはなかなか大変なので(笑)、無理せず回復を待ちつつ、この「整っていない時間」も、もう少し味わってみようと思います。

こういうとき、つい「早く元に戻さなきゃ」と思いがちですが、もしかしたら今しか通れないプロセスなのかもしれませんね。

今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

文責:さめじまみお

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事