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人間はそれぞれ自分の魂を持っている。それをほかの魂とまぜることはできない

アカシックレコードを読む上でとても大切なことは、その人自身の傾向性を知るということ。

短期的に得たいものや、これをやったらうまくいくという情報もたしかにとることができる。

そしてまた私自身もセッションの中で現実的な情報を取ることも多い。

けれどそれ以上に、その人が根本の部分で、何を人生の中心的な視座とし、どのようなことを繰り返しており、どこを超えていくことが、その人自身の人生を生きることになるのか、という部分が本当に大切だと感じる。

それを私は個性化の傾向性・テーマと呼んでいる。

私にとっての個性化の傾向性のテーマは

「外側の適応から内側の個性化へ」

今回の人生のなかでも、また繰り返す輪廻のなかでも。

私は常にこのことに取り組み続けている。

外側にどのように適応し、周囲に求められるものに答えていくのか、ということが一般的な世の中において、私はそのことだけを追求していくと、魂の渇きを感じる。

しかし自分の内側に何があるのかを見出し、一般的な世の中がどうであれ、それを花開かせて行こうとするとき、私は魂が動き、自分自身の命が満たされていくことを感じる。

アカシックレコードを読むことの意味はそこにある。

自分の魂が動く、心ある道をどのようにとらえていくのか。

人にはそれぞれ傾向性のテーマがある。

他の誰かにとって、それがどんなに素晴らしい魂の道であったとしても、それがあなたが追求する道ではない。

もしあなたが自分の個性化のテーマを、アカシックレコードに触れ「体験する」ことができたなら、それはすべての輪廻を上から眺めることに他ならない。

繰り返す輪廻の中で、螺旋のように、魂は個性化のテーマを体験し続けている。

頭でわかろうと、わかるまいと、たしかにそこには繰り返しているテーマがある。

外側の適応に意識のフォーカスがあたっているときには、そのテーマは見えにくい。

なぜなら、自分の内側にあるものではなく、外側にあるものにその人はなろうとしているからだ。

ヘルマン・ヘッセ は言った。

「地上には多くの道がある。けれど、最後の一歩は自分一人で歩かねばならない」

「人間はそれぞれ自分の魂を持っている。それをほかの魂とまぜることはできない」

あなたのなかには、まったくしらない自分自身がいる。

その自分に触れる時、とても懐かしく、ああ、そうだった、と心から思い出すことだろう。

けれどそのプロセスは自分自身ひとりで歩まなければならない。

そうでなければ、また多くの情報のひとつになってしまうから。

あなた自身を知ること。

なれる最高の自分を生きること。

それを私は伝えたくて、アカシックレコードのプログラムを行い続けている。

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