この空白に、この子の人生のすべてがある【ブッダスクール通信vol.104】
みなさま、こんにちは!
ブッダスクール通信メルマガ担当のさめじまみおです。
朝晩はずいぶん冷え込むようになりましたね。
あたたかい飲み物がおいしくなってきて、ようやく秋らしい時間を楽しめるようになりました。
さて。じつはわたし、その昔、ボディーワークをなりわいにしたいと思っていた時期がありまして、野口整体や、その創始者である野口晴哉について、熱心に勉強していたことがありました。
野口晴哉という人は、身体についての深い洞察を持つ一方で、天才というか、神秘家というか、常識では説明のつかないような不思議なエピソードがたくさん残っている人なんです。
なかでも、忘れられないお話があります。それは、逆子になっていたお腹の赤ちゃんに向かって、野口晴哉が「君、逆さだよ」と語りかけたところ、なんと逆子がなおった、というもの。
ええええ!! いやいや、ちょっと待って。
「胎教にはモーツァルトがいいらしい」みたいな、ふんわりしたお話じゃないんですよ。「君、逆さだよ」って、ふつうに話しかけて、それが伝わって、赤ちゃんが自分で向きを変えるって、いったいどういうことなのでしょう。神秘すぎる……。
このエピソードがあまりに印象的だったので、わたしも妊娠中には、お腹の赤ちゃんに、それはそれはたくさん話しかけていました。幸い、ふたりとも逆子ではなかったのですが、とにかく、ごくふつうに。まるで、そこにひとりの人間がいるかのように。
そして、いちばん熱心に、何度も言い聞かせていたことがありました。
それは……。
の、続きは編集後記にて!
それでは本日も、つうりさん特別コラムをどうぞお楽しみください!
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〔1〕齊藤つうり特別コラム
「この空白に、この子の人生のすべてがある」
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つい先日、第三子が生まれた。
出産は順調で、その後も母子共に元気である。
上の二人の子どもの出産にも私は立ち会うことができたのだけど、今回も出産に立ち会うことができた。
日々、私はスケジュールが詰まっているために、このタイミングは奇跡だったと言える。
ほっと胸を撫で下ろしたばかりなのだけど、ちょうどメルマガのタイミングなので、今回は「アカシックレコードからとらえる、子どもが産まれるときに、何が起こっているのか?」というテーマで書いてみたい。
受胎の瞬間。
精子が卵子に触れるとき。
その瞬間の微細な周波数によって「コーリング」が起こる。
このコーリングは、ごく微細な周波数によって生じるが、その響きは宇宙全体に広がり、肉体の意識と魂の意識を同時に引き寄せる。肉体の意識は家系の中から選出され、魂の意識はあらかじめ定められたルートで地球のロゴスを再経由して、受精卵に引き寄せられる。
そして受精後、肉体の意識―家系の総体のエネルギー―は物質的な身体の形成に関わる。また7ヶ月頃までは、魂はこの物質的な身体には宿らず、待機している状態となる。
この時期の子宮は、物質と非物質、あるいは地球と宇宙をつなぐゲートの役割を果たしている。そのため、受胎後にはじまるつわりとは「宇宙と地球とのギャップ酔い」のようなものだ。これまで一人の個体を安定させていたバランスが崩壊し、時空に歪みが生じる。そのアンバランスさに酔ってしまうのだ。
子宮を通じて開かれているのはあの世のゲートでもあるために、この時期、母親はアイデンティティの崩壊を体験する。これまで普通にできていたことを手放さざるを得なくなり、あらゆる現実から一時的に引き剥がされるような感覚を持つ。この意味では、母親にとって、妊娠とはあの世への旅のようなものでもあるのかもしれない。
そして受胎後、3ヶ月ほどの時期、胎児が人間の形をなす頃に、母親のオーラは3層となる。通常、人間のオーラは肉体と魂の2層として現れるが、ここに加えて胎児のオーラが徐々に現れ始める。この時期から母親の人格にあきらかな変化が生じる。
この時期、胎児は物質的な変化と同時に魂の声を持って、母親に働きかける。母親を目の前の現実から遠ざけ、魂的なインスピレーションをもたらす。結果的に母親は自分の考えなのか、子どもの声なのかという境界線を失う。
たとえばこれは、母親がつわり中に、これまでほとんど食べなかったにも関わらず、なぜかペヤングソース焼きそばを無性に食べたくなった、という例として現れる。あるいはこの時期に惹かれる思想や信念も同様である。
いずれにせよ、この時期は「混ざる」のだ。
今回のウチのケースでは、まみちゃんはつわり中に「ざるそば」を食べたくなり、普段は読まないビジネス書を読み漁っていた。
これは今回生まれてきた子の影響と言える。
そして受胎後7ヶ月頃。
待機していた魂が胎児に受肉する。
この時が、いわゆる「母親と父親を選んで生まれてきた的なお話」のタイミングである。実際には、母親と父親そのものではなく、魂としての自分が宿るべき肉体の周波数を選んでいる。
そしてここから、自意識の目覚めが起こる。そのため「胎内記憶」を持っている人の話を聞くと、その記憶がおおよそこの時期のものであることがわかる。
オーラは安定した4層となり、胎児の魂のオーラは母親を包み込むまでに輝く。
この時期、母親・胎児共に、精神的・肉体的・霊的に安定し、お互いのエネルギーは独立しながらも協力体制をとる。
母親は胎児との相互作用によってホルモン環境を変化させ、肉体は細胞レベルで再調整されていく。この時期、母親自身もまた、新しい生命との関わりのなかで生まれ変わっていくのだ。また胎児は母親の体験のデータベースを基に、これまでの家系と魂の系譜に加え、現時点での地球の体験をより充実させるための準備を整える。
さらにアバターやガイド、守護存在たちは、この時期から祝福のエネルギーを送り始める。そして母親と胎児は、その祝福の内側で数ヶ月を過ごす。この時期の母親が女神のような慈愛や穏やかさに満ちている理由はここにある。
この時期の母親のエネルギーこそ、この地上で最も神に近いものかもしれない。
宇宙が星々を産み、地球は生命を産み、母親は子を産む。
それらは「はじまりの瞬間」の祝福そのものである。
そして実際の出産のタイミングでは、あらゆる存在が一堂に会する。
アバター・ガイド・守護存在たち。
魂の輪廻の系譜の存在たち。
家系をつなぐ先祖たち。
ざっと100体ほどの存在が出産には関わる。
今回、私は出産の間際にその場に居合わせることができた。
人生で3度もこの場にいられることに、深い感謝を覚えた。
分娩室はまるで光の神殿のようだ。
出産に関わる100体ほどの存在がそれぞれの周波数をオーケストラのように一斉に響かせている。
そして子どもが母親の胎内から顔を出すその瞬間。
すべての存在は一時的に静止する。
完全に。
いままで鳴っていた音が一斉に止まる。
それはひとつの宇宙がはじまる直前の空白に似ている。
宇宙そのものよりも偉大なものは、宇宙を生み出した空白であると、地球の偉大なアバターである老師は言った。
この空白に、この子の人生のすべてがある。
時間と空間を超え、人生のあらゆるものが、すでにここにあるのだ。
空白の中に私は溶け込んだ。
そして私はこの子の人生のあらゆる瞬間を観察した。
始まりから終わりまで。
そしてまた次の生までも。
私はこの子の父親であると同時に、時間を超えて見守る霊的なガイドでもある。
この子がこの人生で体験するあらゆる幸せと困難のなかに私は共にいる。
この空白の時間に、父親としての私の実態は存在する。
瞬きほどの時間ではあったが、私のなかで確かな気づきがあった。
そして次の瞬間に、子どもは生まれた。
元気な産声をあげて。
まみちゃんはいつものように声をあげて泣いた。
歓喜と安堵の涙が彼女から溢れた。
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〔2〕最新スクール情報
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【募集中】Total Integration Course 弥勒力セクション《オンライン》
2026年11月28日開講
弥勒力セクションは、自分自身の内側にある「魂のビジョン」を見出し、それを現実の仕事へとつなげていくための4ヶ月のプログラムです。
エニアグラムや発達心理学、インテグラル理論などの体系に加え、講師によるアカシックリーディングの個人セッションやグループワークを通して、自分自身の特性や方向性を多角的に見つめていきます。そのプロセスの中で、「こちらへ向かうことこそが、自分自身になっていく道なのだ」という確信を育み、本質的な生きがいである「個性化の仕事」を見出していきます。
これまでのように外側の社会や価値観に自分を合わせて仕事を選ぶのではなく、自分の内側にある可能性や違和感、魂のビジョンから、新しい仕事と生き方を生み出していくこと。それが、このセクションで目指す「個性化の仕事」です。
「自分は何のために生き、何をこの世界に生み出していくのか」。その問いに、自分自身の内側から答えを見出していくことは、人生の中でもそう何度も得られるものではありません。
これから先の人生を、自分自身として生きていくための大切な軸を見出す、かけがえのない4ヶ月となることでしょう。
【募集中】アカシックエキスパートコース《オンライン》
2026年12月5日(土)開講
本コースは、アカシックレコードリーディング・ガイドのスキルを向上し、あらゆる領域で活用するためのコースです。またアカシックレコードの全体像を理論的に理解し、より詳細な情報を扱っていきます。
アカシックをスピリチュアルと呼ばれる領域だけではなく、科学・量子力学・ユング心理学といった観点を取り入れながら深めていくために、コース生は多角的かつ、実用的な領域でアカシックを活用することを可能とします。
そしてまた個性化の傾向性を、身体症状や自分自身が住う環境、アカシックグリドといった観点から深めていくという独自の方法を行い、「なれる最高の自分」を本質的に生きるためのクラスといえるでしょう。
非常に幅広いワークを取り扱い、受講者のアカシックの可能性を大幅にひろげてゆきます。
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〔3〕編集後記
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さて、わたしが妊娠中、お腹の赤ちゃんにいちばん熱心に言い聞かせていたこと。それは、
「あのね、生まれるとき、パパに立ち会ってほしいの。だから、生まれてくるなら週末にしてね。土曜日か日曜日だよ。お願いね」
ということでした。なんとも具体的なお願いです(笑)。
当時、夫は平日は仕事がありましたから、できれば週末に生まれてきてくれると立ち会い出産ができる可能性がぐっと高まるわけです。
もちろん、赤ちゃんがいつ生まれてくるかなんて、こちらの都合で決められるものではありません。でも、野口晴哉の「君、逆さだよ」のエピソードが、ずっと心に残っていたんですよね。
もしかしたら、ちゃんと伝わっているのかもしれない。
だったら、お願いしてみようじゃないか、と。
そんなわけで、妊娠中は折にふれて、お腹の赤ちゃんに話しかけていました。
「土曜日か日曜日だよ。週末にパパがいるときにね。よろしくね」
そして、どうなったかというと。
なんと、ふたりとも、ちゃんと週末に生まれてきてくれたんです!!おかげで夫は、ふたりの出産に立ち会うことができました。
もちろん、ただの偶然かもしれません。
そもそも、赤ちゃんがわたしの言葉を理解していたのかどうかも、わかりません。
でも、わたしにとっては、とても不思議で、うれしい体験でした。
お腹の中にいるときから、もうひとりの人間として、ふつうに話しかけていたこと。そして、ふたりとも週末を選んで、無事に生まれてきてくれたこと。そのことが、なんだかとてもありがたかったんですよね。
「ちゃんと聞いててくれたのかなあ。ありがとうね」
と、そんな気持ちになったことを、今でもよく覚えています。
命が生まれてくるということには、きっと、わたしたちが知っていることよりも、知らないことのほうがずっとたくさんあるのでしょうね。
だからこそ、おもしろいし、不思議だし、何度でも驚かされるのだと思います。
あらためまして、つうりさん、まみちゃん、第三子のご誕生ほんとうにおめでとうございます!
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
文責:さめじまみお

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